ご共有ありがとうございます!アメリカのデジート(砂漠)地域出身で、ヨーロッパ旅行の経験が豊富な「歴史・文化派」の旅行者ならではの視点がとても新鮮で、失敗談からおすすめの穴場(福岡の質の高い質屋や大濠公園の花見など)まで具体的に書かれており、これから日本を訪れる多くの旅行者にとって非常に役立つリアルな旅日記ですね。
ご提示いただいた文章の全文日本語訳は以下の通りです。
日本での17日間の旅(東京〜箱根〜広島〜下関〜福岡〜神戸〜京都〜大阪)から帰国しました。旅行の準備段階で膨大な量の調査をしましたが、ここでは事前リサーチでは一度も目にしなかったり耳にしなかったりした事柄をシェアします。もちろん私個人の意見と観察に基づくものです。少しでも参考になれば幸いです!
背景:
アメリカ南西部の砂漠地帯出身の41歳女性、夫(同じく41歳)との旅行です。予算はミドルレンジで、予算の半分はビジネスクラスの航空券に使いました。ヨーロッパへの旅行経験は豊富ですが、アジアへの旅行は今回が初めてです。私たちは「文化系トラベラー(主に歴史やアート重視)」で、アニメや侍、抹茶といったいわゆる“日本のポップカルチャーや伝統ブーム”には特に興味がありません。
アドバイス 1:室内が熱気ムンムン……マジで暑い
私たちは砂漠に住んでいます。それなのに、日本の室内では常に暑くてたまりませんでした。特に電車の中です。私たちが上着を何枚も脱ぎ捨てている横で、日本人はコートを着たまま涼しい顔をしていました。どこに行っても(ホテルを含め)暖房が効きすぎていることに本当に衝撃を受けました。部屋から廊下に出るたび、オーブンの扉を開けたときのような熱気が襲ってきました。
日本人の女性の自宅で開催されていた料理教室(室温はおそらく35度くらいに保たれていました)に参加した際、そのことについて尋ねてみました。彼女いわく、日本人は体を温かく保つことが病気の予防になると信じているからだそうです。
もし事前にこれを知っていたら、脱ぎ着しやすいレイヤード(重ね着)を準備していったのに、と思います。
アドバイス 2:Apple Mapsは基本優秀……ただし「階段」と「歩道橋」以外は
Apple Mapsはほぼ完璧でしたが、階段や歩道橋が絡むと途端に迷走しました。特定の時間に予約を入れている場合に一番大切なのは、調子に乗らないことです。東京は容赦なくトラブルを投げつけてくるので、避ける覚悟をしておいてください。
ただし、良い点としては、地下鉄の出入口の案内や、降り口に一番近い車両の指定まで完璧にナビゲートしてくれました。
女性専用車両にはご注意を。 存在自体は知っていたものの、一度うっかり乗り込んでしまいました。幸いにも現地の方々はとても寛大で、夫に対して嫌な顔をする人はごくわずかでした。
アドバイス 3:Suica(スイカ)カード事情
券売機で紙の切符を買っている人がなぜいるのか理解できません。Suicaはスマホ(Apple Wallet等)に入れるのが一番です。
ただし、WalletにデジタルSuicaをダウンロードした場合、カード番号の全桁を確認することができません。新幹線に乗ろうと考えている場合、これがネックになります。
この独特のニュアンスに本当に振り回されたので説明させてください……
Suicaはやりたいことのほぼ全てをこなしてくれます。電車やフェリーに乗るのも超簡単ですし、自販機やコンビニの支払いにも使えます。しかし、新幹線のチケットは「スマートEX」アプリから予約します。アプリ内で一人ひとりのチケットにSuicaを紐付けることができるのですが、そのためにはSuicaの17桁の番号が必要になります。そしてデジタルSuicaではその番号が見られないのです。
もし新幹線チケットとSuicaを紐付けない場合、代わりにQRコードを使って改札を通ることになります。
「簡単そうじゃない?」と思うかもしれませんが、2つの落とし穴があります。
一部の駅(どういう基準でそうなっているのか結局分かりませんでした)では、QRコードとSuicaの両方をスキャンする必要があります。東京駅でこれをやった際、改札機でまったく読み込めなくなりました。私たちだけでなく、大勢の人が詰まっていました。結局、係員がずっと横に立ってほぼ全員の通過を手助けしなければならない状態でした。
また、QRコード対応の改札は基本的に1箇所しかなく、そこはやり方が分からず戸惑う観光客で大行列になります。
幸い私たちは時間に余裕を持って行動していたものの、東京駅の改札を通るだけで10分かかりました。予期せぬストレスでしたが、事前に知っていれば簡単に回避できたことです。
ですので、物理カードの「Welcome Suica」(主要駅で購入可能)を入手することを最優先にしてください。これなら新幹線の予約とカードを紐付けられるため、改札で物理カードをタッチするだけでサクッと通れます。遥かにスピーディーでストレスフリーです。
アドバイス 4:お花見は絶対やるべき!
桜のシーズンに重なるなら、公園でピクニック(お花見)をしない手はありません。本当に楽しくて、周りはほとんど日本人ばかりでした。レジャーシートは大きな公園の近くにあるコンビニの店頭で簡単に手に入ります。
また、大きな公園の多くは屋台(フードベンダー)が出ているので、食べものを全部持参しようと心配する必要もありません。さらに、日本はチーズなどの個別包装が神がかっているので、カトラリー(スプーンやフォーク)すら不要なレベルです。「チーズキャンディ(キャンディチーズ)」を買ってみてください……すごく可愛いです。
アドバイス 5:穴場のラグジュアリー・リユースショップ(質屋)
私は「いかに安く状態の良いハイブランドのバッグを見つけるか」にちょっとした執着を抱くようになったのですが、その最高の回答は福岡にありました。東京や大阪には洗練されたブランドショップがたくさんありますが、私の一番のお気に入りは福岡の姪浜にある「高山質店」です。
Googleの口コミには「接客が塩対応」と書かれていますが、まさにその通りです。ショーケースの中の商品を見たいと頼むと、めちゃくちゃ面倒くさそうな顔をされます。でも、まあいいじゃないですか。もっと嫌な思いをして、大して安くもない店なんて山ほどありますから。バッグの状態は東京や大阪のものよりほんの少しだけ劣るかもしれませんが、価格は半額です。だから、4,000ドル相当のシャネルを1,000ドルの値札をつけて見せてくれるなら、いくらでも睨みつけてくれて構いません(笑)。
アドバイス 6:荷物配送サービス(手ぶら観光)
本当に最高でした。ChatGPTに訊くまで、ホテルからホテルだけでなく空港まで荷物を送れるなんて知りませんでした!これは本当に素晴らしかったです。
ただし、関西国際空港(大阪)には荷物の引き取り場所が2箇所あり……4階の真反対の両端に位置しています(溜息)。「ヤマト運輸」(黒猫が子猫を口に咥えているロゴ)で送った場合、4階に着いたら右手に進んだ場所にあります。JALの手荷物カウンターのすぐ隣です。
また、空港にはスーツケースを開けて荷物を整理・パッキングし直すための広大なスペースが用意されています。最後の最後にお土産を詰め込むのにとても助かりました。
アドバイス 7:TikTokやインスタのグルメ情報はスルー推奨
旅行前の数週間にSNSで見かけたレストランは、まったく同じ投稿を見た観光客で異常な行列ができています。私はわざわざ地球の半球を越えて飛んできて、1時間も行列に並びたくありません。「SNSのオススメ飲食店はスルーしな。どうせ並ぶ気にならないから」と誰かが事前に教えてくれればよかったのに、と切実に思います。
あと、そういった「バズっている」店にはほぼ確実に『2つ目の行列』が存在します。空いているように見えても、角を曲がると残りの大行列が隠れていることがよくあります。
アドバイス 8:高齢者はすべてを知っている
階段の多さはマジで容赦ありません。かなりの運動量を覚悟してください。ただし、ホームの端の方に行くとエレベーターやエスカレーターがたくさん設置されています。お年寄りの後をついて行けば間違いありません。 飲食店も同じです。私たちが列に並ぶ唯一の基準は「日本の高齢者が並んでいるかどうか」でした。
アドバイス 9:英語が想像以上に通じない
ヨーロッパを旅行してきた経験から、少なくともホテルやレストラン、ショップでは英語が通じるだろうと思っていましたが、私たちが接した大半の人々は英語をほとんど話せませんでした。事前に「日本のバーテンダーは翻訳アプリをよく使っている」という記事を読んだことがありましたが、そう書いている観光客はコテコテの観光地に行っているのだと思います。私たちが店員側に翻訳アプリを使われたのは一度きりでした。
勘違いしないでほしいのですが、それが悪いと言いたいわけではありません。ただ、自分たちのスマホの翻訳アプリをこれほど酷使するとは思っていなかったという話です。これから行く方は、とにかく自分のスマホの翻訳アプリを使いこなせるようになっておくことを強くおすすめします。
アドバイス 10:渋谷・新宿は「観光客だらけ」
渋谷や新宿エリアの大部分は、どこに行っても観光客ばかりです。「ゴールデン街」のような場所でさえ、ローカルな雰囲気を期待していたのに観光客で埋め尽くされていました。地元感がなく混雑しすぎていたため、私たちはこれらのエリアにはほとんど滞在しませんでした。京都も同様です。雰囲気が「本物の日本」というより「日本のラスベガス(観光化されたアミューズメントパーク)」のように感じられてしまいました。
最後に……
そんな私たちの一番のお気に入りの場所は福岡でした!事前に「福岡はイマイチ」という意見もいくつか目にしていましたが、私たちは大好きになりました。大濠公園での花見は旅の一番の思い出ですし、現地の人々は最高で、屋台や居酒屋は完璧、ホテルのコスパも抜群でした。
結局何が言いたいかというと……「意見なんて人それぞれ(Opinions are like assholes, everyone’s got one and most of them stink)」ということです。
一番のアドバイスは、旅の序盤はいろいろなバリエーションを試してみて、終盤は柔軟にスケジュールを空けておき、「自分たちが最終的に本当に楽しいと感じたこと」に時間を割くことです。
日本は本当に素晴らしい国で、最高の時間を過ごせました。この体験談が少しでも役に立てば幸いです!
引用元:●
・日本旅行から帰ってきたばかりだけど、アメリカ人がツアーガイドに完全に依存しているように見える場面が本当に多かった
・40代くらいの女性がレジの前でガイドに今どうやって支払えばいいのか聞いていた。まるで24時間付き添ってくれるベビーシッターが必要みたいだった
・外国人だらけの国で買い物をするなら、アメリカ人には想像もつかないような特殊な手順が必要だと思っているんだろうね。
・新幹線ならSuicaを使わず、普通に新幹線のチケットだけ買えばいいのでは
・日本は英語力があまり高くないことで有名だし、英語を話せる人でも話すことに消極的な場合がある。誰も英語を話せるとは期待しないほうがいい
・初めて日本へ行く予定だけど、新幹線のチケットだけ買えばいいんじゃないかと思っていた
・東京から大阪までレンタカーで移動していたので、帰りの新幹線ではSuicaを持っていなかった。でも普通に窓口でチケットを買えたし、特に問題はなかった
・新幹線の利用が1日に何度もあるのでなければ、紙のチケットを財布に入れておくほうが正直簡単だと思う
・私たちは日本に1週間ほどいるけど、新幹線のチケットは普通に購入している。英語とジェスチャーでも今のところかなりうまくいっている
・Suicaの物理カードが好きだ。ポケットからスマホを出す必要がないし、チャージも駅の機械でできる。難しいことではないと思う
・日本語を話せないことを前提に、旅行先の国が自分の母語を話してくれると思わないほうがいい。私たちは訪問者なんだから、現地の言葉を使う努力をするのが当然だと思う
